しんちゃんの七輪陶芸、12年の日常

散歩のニャンと冲方丁 9月5日(水)

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お澄ましニャン。
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こちらを向いてくださいな。
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      「戦の国」 著 冲方丁
 戦国大名であれば誰でも、己を律する特殊なすべを持っているものだ。それは、清々しい神気と、烈々たる鬼気とを、身の内に同居させるための行いである。民に繁栄と安寧を約束する心と、敵を滅ぼし何もかも奪い尽くす心とが、等しく釣り合わねば覇者にはなれない。信長は誰に教えられるともなく、その心境を若くして悟っていた。だから、長子でもなく主家筋でもない自分が、一領国を手中にできたのだということを、嫌というほど理解していた。
 覇とは、野ざらしの白骨をいう。覇者はそれを生み出すものである。覇を唱えるとは、屍でできた道を踏み進むことに等しく、尋常の精神でできることではない。大半の者が怖じ気づく。罪悪の念に苛まれ、一歩も動けなくなる。あるいはそうした感情に支配されることを恐れるあまり、過剰に驕りたかぶって周囲が見えなくなってしまう。
 いずれの心境に陥っても、負ける。負けて殺され、財も糧も、命も国も、ただ奪われる。そうならないためには、神を頼るだけでなく、自ら神がからねばならない。過去の英霊に並ぶ存在として、神がかった者として、みなの前で振る舞う。それが、武将の信心である。

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by shinchan7rin | 2018-09-05 09:45 | 読書 | Comments(0)

今日もこんなことがありました。造って焼いてその日に使える七輪陶芸、一緒にやってみませんか。
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