しんちゃんの七輪陶芸、12年の日常

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山本兼一 6月30日(火)

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      「夢をまことに」 著 山本兼一
 市九郎のいったとおり、一貫斎はからくり仕掛けが好きでしょうがない。からくりについて考え始めると、自分でも歯止めがきかなくなってしまう。
 一貫斎は、国友村の鉄砲鍛冶の家に生まれた。
 通り名は籐兵衛、実名は重恭。
 気負って一貫斎の号をつけた。時に眠龍という号もつかう。
 籐兵衛は代々名である。だから、父も籐兵衛だ。辻村という屋号もあるが、村では籐兵衛の家で通じる。村の外では、国友籐兵衛と名乗る。
 鉄砲鍛冶としては、能当の名もつかう。能く当たる。これは足軽用の鉄砲を張り立てるときの名だ。




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by shinchan7rin | 2015-06-30 10:11 | 読書 | Comments(0)

散歩のニャンと山本兼一 3月1日(日)

軽トラックの荷台にニャンが。
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近寄っていくと。
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1匹は逃げてしまいましたが。
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もう1匹は待っていてくれました。
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      「修羅走る関ヶ原」 著 山本兼一
 小早川秀秋は、そもそもの出自と数奇な命運の変転からして二股膏薬となる宿命を背負っている。
 秀吉の妻のねねの兄木下家定の五番目の子として生まれ、子のない秀吉の養子として育てられた。
 ところが、淀殿に秀頼が生まれたため、小早川家に養子に出され、筑前、筑後の三十五万石を相続。慶長の役での軽はずみな行動から、所領を没収され、越前北庄十六万石に転封となった。
 その後、家康のはからいによって、筑前、筑後の旧領に戻ることができた。
 金吾中納言にとっては、豊臣家にも徳川家にも恩義がある。二股膏薬にならねばならぬ理由が、そこにあるのだ。




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by shinchan7rin | 2015-03-01 11:07 | 読書 | Comments(0)

散歩のニャンと山本兼一 2月7日(土)

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ちょっと離れたところにニャンがたたずんでいます。
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こちらを向いてくださいな。
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     「心中しぐれ吉原」 著 山本兼一
「確かに豪儀で太っ腹なんだが、金っていうのは、百両か二百両、まあ二、三千両くらいまでのことでな、それ以上は金じゃねえな」
「それよりたくさんあったら、金じゃなくて人だよ。人がすべてだ。おれが大旦那から教わった商いと金の極意はそれだな」
「百両や二百両の小判なら、いつも胴巻きに入れて腹に巻いておけばいい。だけど、一万両の小判はいったいどうやって仕舞っておく。蔵に鍵を掛けたって、押し込み強盗に襲われたらお終いだ。悪い手代がいたら、盗人を手引きするかもしれない。持っている奴は狙われる。一万両の小判を守るには、信用できる人間がたくさんいなけりゃならないんだ」




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by shinchan7rin | 2015-02-07 15:45 | 読書 | Comments(0)

雨のち晴れと山本兼一 11月2日(日)

昨夜来の雨も上がり、今日は秋祭りイベント開催。
朝から会館に青年部が集合、山車の準備を始めた。
今日は午前中須恵の会。
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     「花鳥の夢」 著 山本兼一
 ――これだ。
 そのかたちを目に焼きつけ、永徳は筆を走らせた。
 まずは、濃い墨をつけて、嘴を鋭く描き、頭の冠羽を後ろに尖らせた。
 背中の線は、すっきりとしている。筆先を舐めて、肩のあたりを、にじませた。
 尾羽と翼には、ぴんと張った緊張感がある。永徳は墨をつけ直し、指先に神経を集中させると、濃く鋭い線を引いた。
 腹は柔らかい。また筆をよく舐めて墨を薄くし、筆を寝せてふっくらぼかした。
 鋭さも、柔らかさも、強さも、高貴さも、すべて筆で表現できる。一本の筆と墨の濃淡があれば、天地のあわいに存在するすべてを、紙に描き出すことができる――。
 それが絵師の矜持である。




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by shinchan7rin | 2014-11-02 08:22 | 読書 | Comments(0)

山本兼一 9月4日(木)

昨日のゴスペラ・ミュウのレッスンは二コマだったので、疲れた。
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     「利休の茶杓 とびきり屋見立て帖」 著 山本兼一
 蓋の裏には「あさがほの」とだけ書いてある。その下の花押を見て、ゆずは全身に鳥肌が立った。
――小庵はんや。
 摘みのついた釜の蓋みたいな花押は、利休のあとをついだ二代目小庵のものに間違いない。
 竹次郎がそっと仕覆を持って紐をゆるめ、竹筒を取り出した。うやうやしく、ゆずにさし出した。
 受け取って、全身が凍りついた。
 竹筒の口印に、ケラ判がくっきり書いてある。まぎれもなく、利休の花押である。晩年につかっていた縦長のもので、虫のオケラみたいに見えるのでそんな名がある。
 筒には「しのゝめ」と銘が書いてある。さらりとしたよい筆致はやはり利休のものに違いなかろう。




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by shinchan7rin | 2014-09-04 11:48 | 読書 | Comments(0)

基礎掘りと山本兼一 6月12日(木)

昨日は、ゴスペラ・ミュウ・サマーフェスヘ向けて
グループの自主錬とリーダーレッスンがあるので、
早い時間に秩父へ出かけようとしたところ、土砂降り。めげそうになった。
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中町会館の基礎掘り、今日は朝から雨で停滞している。
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     「白鷹伝」 著 山本兼一
 禰津神平は、平安時代末期の伝説的か鷹匠で、禰津松鴎軒のはるかな祖先だ。松鴎軒から家系をさかのぼること二十代。 「日本書紀」によれば、百済から日本に放鷹術が伝えられたのは、仁徳天皇四十三年(西暦三五五)。依網屯倉阿弭古(よさみやけあびこ)という男が、異鳥を捕らえて帝に献じた。百済からの帰化人酒君(さけのきみ)に見せたところ、これを馴養して狩を仕込んだ。足皮をつけ、尾羽に小鈴をつけ、仁徳帝とともに百舌野で雉を捕ったのが、日本放鷹史の嚆矢である。




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by shinchan7rin | 2014-06-12 10:16 | 読書 | Comments(0)

十五夜と山本兼一 9月19日(木)

今夜は十五夜、昨夜もいい月が出ていたが、コンデジではまともな絵にならない。
明け方毛布では寒くなって、布団を出す。
猫も犬も先日までは涼しいところを探して昼寝していたが、
いまでは日向を探して昼寝している。
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     「命もいらず名もいらず 下 明治篇」 著 山本兼一
「忌憚なく申し上げてもよろしゅうございましょうか」
「それがしの見ますところ、上様は、まだ、徳川の家をお捨てになっておられませぬ」
「まずは、上様が、徳川家をお捨てにならなければ、この難局は乗り切れますまい」
 鉄舟は、両手をひざに置いて、じっと慶喜を見すえた。
「すでに恭順を表明なさっておいでなら、徳川の家の存続など、捨ててしまわれるがよろしいでしょう」
「まずは、この城を、捨ててしまわれるのが、なによりの道」




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by shinchan7rin | 2013-09-19 09:46 | 読書 | Comments(0)

台風18号と山本兼一 9月16日(月)

未明から風雨厳しい、犬のトイレに出て傘が役に立たず濡れる。
これから18号がやって来るそうで、今日は外に出られない。
仕方ないので、本で時間をうっちゃる。
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     「命もいらず名もいらず 上 幕末篇」 著 山本兼一
 名は、小野鉄太郎高歩。のちに山岡家に養子に入り、号して山岡鉄舟と称す。

 ただ、剣の修行を積み、願翁に参禅しているうちに、大切なのは、ことばではないと考えるようになった、とは言える。
 名を揚げる――のは、所詮、他人の評判を気にすることであろう。そんなものにこだわっていては、人間の器が小さく縮こまってしまう。
 宇宙界の中では塵芥にもひとしい人間だが、宇宙界と対峙して雄雄しく生きたい――それが鉄太郎の願いだ。
 そのために、なによりも大切なのは、他人の評判ではなく、じぶんの信の気持ちなのだと、強く思っている。

 生きるとは、ただひたすら、目の前のことを、全身全霊の力をふりしぼってなし遂げることだ。
 それこそが、人が生きる値打ちである。それ以外に、おのれの生を全うする道など、ありはしない。




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by shinchan7rin | 2013-09-16 09:43 | 読書 | Comments(0)

エアコンと山本兼一 8月12日(月)

とてもじゃないが、エアコン無しでは過ごせません。
ワンコもエアコンのスイッチが入ると、吹き出し口の前に寄って来る。
こんな時はひっくり返って読書がいちばん。
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     「利休の風景」 著 山本兼一
 わたしは、茶席は結界であると考えている。
 すなわち、俗塵にまみれた日常の世界とは一線を画した、和やかで、清浄で、寂とした幽玄の異界こそが茶の座敷の本質だと思っている。
 寂とした異界をつくるには、はっきりと、現世との隔たりを構築し、結界とする必要がある。そのためには、狭い潜りが大きな演出効果を発揮してくれる。
 なにを使い、いかようなしつらえであっても、異界への旅は演出できる。ほんの短い距離を進むだけなのに、別次元に踏み込む意識が生まれればいい。
 現実世界を遮る狭い潜りをくぐって結界の内に入ると、茶の湯の座敷がある。
 そこが異界でないはずがない。




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by shinchan7rin | 2013-08-12 09:59 | 読書 | Comments(0)

紙袋と山本兼一 6月26日(水)

末娘は、新聞を読み始めると、拡げた新聞紙の上で横になる。
洗濯物をたたむと、たたんだものになついて散らかす。
横になって本を読んでいると、お腹の上にのって来る。
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で、紙袋があると入り込む。
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     「おれは清麿」 著 山本兼一
 短刀に塗った焼刃土は乾いていた。
 火床に焼入れ用の細かい炭を盛り、火を熾した。
 焼入れは夜にする。真っ暗なほうが鉄の赤まり具合の色が確かめやすいからである。
 焼き柄を短刀の茎にしっかりはめ直して、赤く熾った炭に埋めた。鞴で風を送りつづけ、じっくりと丁寧に赤めた。
 鞴を止めると、炭のはぜる音にまじって庭の虫の声がかすかに聞こえた。 
 ころ合いをはかって燠火から取り出すと、刀身に塗った土が、赤黄色く灼けている。
 ――熟れた柿の色だ。
 すかさず桶の水に浸けた。泡を立てて水の淬ぐ(にらぐ)音がする。




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by shinchan7rin | 2013-06-26 09:55 | 読書 | Comments(2)

今日もこんなことがありました。造って焼いてその日に使える七輪陶芸、一緒にやってみませんか。
by shinchan7rin
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