しんちゃんの七輪陶芸、12年の日常

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仁科乙女と椎名誠 3月19日(火)

先日つぼみが膨らんでいたので、寄ってみたら。
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咲いていた、仁科乙女。
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昨年から花の量が増えている。
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まだちょっと寒そう。
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     「旅先のオバケ」 著 椎名誠
 食堂に行くともうKGBのロシア人が来ていた。僕は相変わらず味の薄いソーク(果汁)と粉っぽいコーヒーとパンをもらって彼のテーブルの前に座った。そしてすぐに昨夜のその一件を話した。ありのまま話した。
 ロマノフというその男はもともと陰気な奴だったが、黙ってパンを食いながらぼくの話を聞いていた。ひととおり話を聞くと、いきなり、「それはラッキーだったね」というようなことを言った。
「典型的なポルターガイストさ。この街はそれが出るので有名で、それを体験したくてあちこちの過去に出てきたという噂のあるホテルを探している連中がけっこういるくらいだ。君は、それを一晩で体験したんだよ」彼の言っていることを理解するのに少し時間がかかった。




by shinchan7rin | 2019-03-19 09:30 | 読書 | Comments(0)

散歩のニャンと椎名誠 4月23日(月)その2

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U字溝の上にニャンが。
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歩きだしたらなんかおかしい。
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後肢が欠けている。
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     「あるいて行くとぶつかるんだ」 著 椎名誠
 生ビールのうまさを決めるのは銘柄ではなく「距離」と「管理」である。
 最初は「距離」のほうからいく。
 ビールは生産されてから飲んべえのグラスに注がれるまでの時間が「うまさ」に関係してくる。
 いちばんおいしいのはビール工場でできたてのビールを飲むことで、とにかくこれにつきる。でもビール工場はそんなにあちこちにはない。山手線ひと駅にひとつのビール工場を!
 生ビールは、通常、工場から酒場までの流通経路が短く、そのため瓶ビールより新鮮である。そして独特の装置を使って注ぐ。これが「サーバー」で、工場から直送されたビールを冷たく、ほどよい泡を発生させてジョッキなどに注ぐ装置だ。
 ここで「管理」の問題が出てくる。
 この生ビール射出装置をいかに毎日きちんと洗浄し、乾燥させているか、がビールの銘柄よりも先に生ビールのうまさを決めているのであった。




by shinchan7rin | 2018-04-23 15:49 | 読書 | Comments(0)

ラーメンと椎名誠 1月31日(水)

久々に奥我へ寄った。
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こってりスープがちょっと苦手なのだが。
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柚子塩ラーメンはヒットです。
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こちらはこってり系のトマト担々麺。
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     「ナマコ」 著 椎名誠
 このあたりで捕れるのはマナマコという二、三十センチのトゲトゲの鋭いなかなかいい形をしたいかにも身持ちのしっかりしたナマコであった。南の海でよく転がっているとらえどころのないぐにゃりぐにゃりとしたナマコ感というこのがなく、冷たい北の海に住むナマコはさすがにきちっとしまっているように見えた。凛々しいと言ってもいい。
「これでナマコというのはいろいろな形をしていましてね。特にこのあたりのナマコはトゲがしっかりしている。このトゲが全体にきちっとしっかりしているのはイボダチがいいといって、珍重されるんです」




by shinchan7rin | 2018-01-31 08:58 | 読書 | Comments(0)

葛餅と椎名誠 1月18日(木)その2

カミさんが初詣に川崎大師へ出かけて、
川崎大師と言えばお土産は葛餅。
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久寿餅と表記。
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これで四分の一、食べでがあります。
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     「北の空と雲と」 写真と文 椎名誠
 はなからついていた。この取材シリーズのテーマは、ひどい災害に見まわれて三年目となった東北各地を訪ね、元気な風景、元気な笑顔を探して歩こう、というものだから、こんなキッパリ明るい青空の下、少女たちの躍動とその笑顔と会えたら、第一回目としてはまことにありがたい。
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by shinchan7rin | 2018-01-18 15:54 | 読書 | Comments(0)

お正月と椎名誠 1月3日(水)

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弟夫婦と妹母子が集まって。
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年賀の会を開きました。
親父はへそが曲がってベットの中。
次男は高校時のクラブの友人と新年会で都内へ。
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     「あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入」 著 椎名誠
 このシリーズももう長くなったから古くからの読者も一作目の『わしらは怪しい探検隊』(角川文庫=一九八二年発行)から数えて三十年以上になるということをご存じか。奥付を見たら一作目の文庫は何と六十三刷になっていた。それだけ長いあいだ売れてきたのである。シリーズは何冊もあるから、おれもなあ、いい年をしてよくも所詮はこんなアホな旅を続け、それを本に書き続けてきたものだ、とフト正気にかえったような気になるのと同時に感慨無量にもなる。このエネルギーをそっくりブンガクのほうに注いでいたらなあ、と思うこともときどきあるからだ。




by shinchan7rin | 2018-01-03 08:59 | 読書 | Comments(0)

椎名誠 11月5日(日)その2

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     「家族のあしあと」 著 椎名誠
 家族全員と叔父、叔母のそろった食卓は賑やかで、楽しかった。いまはもうその楽しい会話の断片さえ記憶にないのだが、こんなふうにして家族が全員そろって、あれやこれや言いながら、そして絶えず笑いながら一緒にごはんを食べる、という情景は人生のなかでもかなり上等な至福の時間であったのだろう、と思う。一度につきわずか二時間程度とはいえ、そういう時間は一生のうちにあまりないのだ、ということを後年、ぼくはよく考えるようになった。




by shinchan7rin | 2017-11-05 15:10 | 読書 | Comments(0)

お月見と椎名誠 11月3日(金)

本日旧暦の9月15日、今夜は十五夜になる。
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鉢形城址公園にてお月見の会が開催される。
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      「おれたちを跨ぐな! わしらは怪しい雑魚釣り隊」 著 椎名誠
 港のまわりは高さ二百メートルの切り立った岩壁が要塞のようにたちはだかっている。あおがしま丸は上下、左右複雑に傾きつつ、じわじわと三宝港の桟橋に横向きに接近していく。通常はこのあたりで接岸を諦め、八丈島に戻っていくという。しかし二週間ぶりの連絡船なのだ。不足してきた島人の食料や医療品などが求められている。
 大きく揺れながら連絡船はさらに確実に桟橋に近づいていった。一度などは船体がほとんどナナメになったようだった。これまで世界のずいぶんいろんな港にいろんな船で着岸してきたが、こんな悪条件で微妙な神経とずぶとさをもって桟橋に着けていく船に乗ったのは初めてだった。
 太いもやい綱が船の舳先と艫から繰り出され岸壁に固定される。それでも人間の降りるタラップは桟橋にいる十人ぐらいの人が左右から押さえていても三メートルぐらい左右にゆさぶられる。
 なんとかそこを降りて「ああ、よかった。とにかく上陸できた」と呟いたとき、そばにいた島の人が「あんた何を言っている。この島は帰りの船に乗り込めたときに、初めてああよかったと言えるんだよ」と言った。





by shinchan7rin | 2017-11-03 08:59 | 読書 | Comments(0)

椎名誠 8月21日(月)その2

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      「活字たんけん隊」 著 椎名誠
 沢山の本を読んできた。作家の仕事をするようになったのは、その読書の蓄積と、それに感化されたやみくもなわが好奇心に満ちみちたドタバタ的行動力ではないか、と自分では考えている。
 そういう本にからむ思いや体験についての話を岩波書店の『図書』に連載するようになり、最初の新書にまとまったのが、『活字のサーカス――面白本大追跡』だった。一九八七年のことで、楼蘭探検隊にいく前年だった。
 以降『活字博物誌』(一九九八年)、『活字の海に寝転んで』(二〇〇三年)と続き、本書にいたる。




by shinchan7rin | 2017-08-21 16:47 | 読書 | Comments(0)

椎名誠 8月9日(水)その2

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      「かぐや姫はいやな女」 著 椎名誠
 どっとはらい
 表題の牧歌的なモノとちがって最後まで読んだヒトは本書がかなり気まぐれにいろんなコトを書いたバカモノ本であることに気がついたであろう。あっ、この場合「あろう」などと偉そうな口ぶりで言ってはいけないのであった。
 まあ、おわかりと思うがこの本は最初の章こそ多方面への考察をしたように話を組み立てているが、真ん中あたりで酔っぱらい、最後は読んだヒトはおわかりのように、ぼくの一番好きなテーマで着地している。そういう困った本なのであります。





by shinchan7rin | 2017-08-09 19:46 | 読書 | Comments(0)

床屋と椎名誠 3月28日(火)

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床屋では思いっきり短くしてもらいます。
後頭部がスース―する。
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     「熱中大陸紀行 真昼の星」 著 椎名誠
 山頂付近からは絶えず雲が湧きだし、それが火山の噴煙のように激しい勢いで流れていく。上空のそのあたりはもの凄い風が吹いているのだろう。
 フランス氷河のブルーアイスが光っている。
 上空は濃い藍色の空だった。
 よく見ると小さく光っているものがある。
 はるか上空を行く飛行機が光って見えるのかな、と思ったがその小さく光る点はまったく動くこともしない。
 星であった。
 星が午後の濃い藍色の空にぽつんとひとつ光って見えるのだ。
 それはパイネ山塊のはるか宙空のかなたに光っている真昼の星なのであった。




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La Mer La Terre et Le Feu  しんちゃんの海 土と火



by shinchan7rin | 2017-03-28 09:10 | 読書 | Comments(0)

今日もこんなことがありました。造って焼いてその日に使える七輪陶芸、一緒にやってみませんか。
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